アリクロ(アリスクローゼット)ミニストーリー
ガチャ: 「ゼニスウィザード」
期間: 2021/2/1(月)14:30~3/1(月)14:29
大魔術師ハンプティ
[1]大魔術師ハンプティの伝記1
「偉人伝記 -大魔術師ハンプティ-」 1章
大魔術師ハンプティは、魔術と錬金術の祖として語り継がれている。
出身地であるインターナ王国(現・インターナ帝国)を始め、ワンダーランドで知らないものはいないだろう。
代名詞ともいえる偉業は、何といってもマナの発見だ。
発見から約300年後の現在、マナは我々の生命活動や生活の基盤に不可欠なものとして広く認知されている。
この発見がなければ、今のワンダーランドの安定や人々の健康、アリスとの生活もなかっただろう。
ハンプティはインターナ帝国の研究者の家で育ち、自らもその道に入ったと言われている。
マナの発見という所業をしたのが若干13歳の時だったというのだから、正に天才としか表現のしようがない。
炎を操るフィア、氷を操るブリッド、電気を操るエルク、風を操るヴァントなど、現存のインフラ用インデックスは、ほぼ全て彼が基礎を作ったそうだ。
あまりの大魔術師ぶりに、おとぎ話のような伝説がいくつも残されている。
それすらも、彼の残した魔術の一つなのかもしれない。
大魔術師ハンプティは、魔術と錬金術の祖として語り継がれている。
出身地であるインターナ王国(現・インターナ帝国)を始め、ワンダーランドで知らないものはいないだろう。
代名詞ともいえる偉業は、何といってもマナの発見だ。
発見から約300年後の現在、マナは我々の生命活動や生活の基盤に不可欠なものとして広く認知されている。
この発見がなければ、今のワンダーランドの安定や人々の健康、アリスとの生活もなかっただろう。
ハンプティはインターナ帝国の研究者の家で育ち、自らもその道に入ったと言われている。
マナの発見という所業をしたのが若干13歳の時だったというのだから、正に天才としか表現のしようがない。
炎を操るフィア、氷を操るブリッド、電気を操るエルク、風を操るヴァントなど、現存のインフラ用インデックスは、ほぼ全て彼が基礎を作ったそうだ。
あまりの大魔術師ぶりに、おとぎ話のような伝説がいくつも残されている。
それすらも、彼の残した魔術の一つなのかもしれない。
[2]大魔術師ハンプティの伝記2
「偉人伝記 -大魔術師ハンプティ-」 2章
ハンプティによるマナの発見により、魔術と錬金術という新たな分野が生まれた。
同時期に、インターナ帝国ではハンプティを中心とした専門機関が作られ、世界の発展をけん引していった。
マナが発見されてから数十年後、ついにインデックスは完成する。
当時の豊かなマナから繰り出される魔術は、森を一瞬で焼き尽くし、湖を丸ごと凍らせたともいわれている。
しかし皮肉にも、その強大すぎる魔術は争いを目的とした方向へと特化してしまった。
インターナ帝国は領土拡大のため、インデックスを用いた兵器開発に乗り出したのだ。
その頃、ハンプティは齢80を越えていた。
国から「大魔術師」の称号を与えられていた彼は、この事実を知った時、何を思っていたのだろうか。
ハンプティによるマナの発見により、魔術と錬金術という新たな分野が生まれた。
同時期に、インターナ帝国ではハンプティを中心とした専門機関が作られ、世界の発展をけん引していった。
マナが発見されてから数十年後、ついにインデックスは完成する。
当時の豊かなマナから繰り出される魔術は、森を一瞬で焼き尽くし、湖を丸ごと凍らせたともいわれている。
しかし皮肉にも、その強大すぎる魔術は争いを目的とした方向へと特化してしまった。
インターナ帝国は領土拡大のため、インデックスを用いた兵器開発に乗り出したのだ。
その頃、ハンプティは齢80を越えていた。
国から「大魔術師」の称号を与えられていた彼は、この事実を知った時、何を思っていたのだろうか。
[3]大魔術師ハンプティの伝記3
「偉人伝記 -大魔術師ハンプティ-」 3章
大魔術師ハンプティにおとぎ話めいた伝説が多いのは、彼の没年がはっきりしないのが一つの原因だろう。
インデックスの兵器開発、利用が盛んになった頃から、彼の所在がはっきりしないのだ。
かの大戦「マナ戦争」の際、とうに亡くなっている年齢のはずの彼が前線で戦っている姿を見たという者。
逆に戦地で傷ついた兵士を癒していたという者。
そんな噂がいくつも残されている。
それに関しても、彼の弟子がハンプティを名乗っていたからだとか、インターナ帝国の極秘魔術機関の名がハンプティであったからだとか…真偽を確かめようとしたらきりがないほどだ。
中でも群を抜いているのは、「ハンプティは不老不死の魔術を完成させていた」という逸話だろう。
突拍子も無い話だが、もしかしたら本当かもしれないと思わせてくれるのは、ハンプティのカリスマ性ゆえだろうか。
大魔術師ハンプティにおとぎ話めいた伝説が多いのは、彼の没年がはっきりしないのが一つの原因だろう。
インデックスの兵器開発、利用が盛んになった頃から、彼の所在がはっきりしないのだ。
かの大戦「マナ戦争」の際、とうに亡くなっている年齢のはずの彼が前線で戦っている姿を見たという者。
逆に戦地で傷ついた兵士を癒していたという者。
そんな噂がいくつも残されている。
それに関しても、彼の弟子がハンプティを名乗っていたからだとか、インターナ帝国の極秘魔術機関の名がハンプティであったからだとか…真偽を確かめようとしたらきりがないほどだ。
中でも群を抜いているのは、「ハンプティは不老不死の魔術を完成させていた」という逸話だろう。
突拍子も無い話だが、もしかしたら本当かもしれないと思わせてくれるのは、ハンプティのカリスマ性ゆえだろうか。
[4]大魔術師ハンプティのレポート
ー長寿・若返りの魔術に関するレポートー
320.2.6
今朝の自己検診にて、心肺機能、筋肉量、皮膚の皺等、著しい変化を確認。
明らかに80代ではない。50代ぐらいの体だ。
蓄えたヒゲのおかげで印象はさほど変わらないが、内面ははっきりと変化している。
術はほとんど完成したようだ。
しかし他者へ術を施すのは現状、ほぼ不可能に近い。
マナの流れは人それぞれ微妙に異なる。
効果も副作用も未知数で、安定は難しいだろう。
研究中期の頃、副作用の頭痛で死にかけたのは忘れもしない…。
しかし簡単な体調不良、疲労程度なら応用は可能か?
近々、新国王が王位につく際、魔術機関の方針について話があるそうだ。
しばらく国の情勢すら分からないほど没頭していた。
おかげで魔法の完成は目前だがな。
新国王に謁見の際は、この魔術の医療分野への応用を進言してみよう。
ハンプティ
320.2.6
今朝の自己検診にて、心肺機能、筋肉量、皮膚の皺等、著しい変化を確認。
明らかに80代ではない。50代ぐらいの体だ。
蓄えたヒゲのおかげで印象はさほど変わらないが、内面ははっきりと変化している。
術はほとんど完成したようだ。
しかし他者へ術を施すのは現状、ほぼ不可能に近い。
マナの流れは人それぞれ微妙に異なる。
効果も副作用も未知数で、安定は難しいだろう。
研究中期の頃、副作用の頭痛で死にかけたのは忘れもしない…。
しかし簡単な体調不良、疲労程度なら応用は可能か?
近々、新国王が王位につく際、魔術機関の方針について話があるそうだ。
しばらく国の情勢すら分からないほど没頭していた。
おかげで魔法の完成は目前だがな。
新国王に謁見の際は、この魔術の医療分野への応用を進言してみよう。
ハンプティ
[5]大魔術師ハンプティの伝記4
「偉人伝記 -大魔術師ハンプティ-」 外伝
生誕から150年を超えてなお数々の伝説を残していたハンプティだが、マナ戦争の収束期になると彼に関する逸話は激減している。
それは彼がマナの兵器利用を望んでいなかった事と関係しているかもしれない。
しかしどうであれ、彼が魔術と錬金術の祖であることに変わりはない。
現代でも、ハンプティの偉大な功績を称えるコーデが多くあるほどだ。
ハンプティを始め、当時の魔術師は魔力を高めるために多種多様な装飾品を好んだそうだ。
その一部は、アリスを美しく着飾って愛する事でマナの循環が良くなるという現代では、一般的な習慣となって引き継がれている。
もしもハンプティがクロージーが盛んな現代に生きていたならば、クロージー用インデックス「ルミナス」開発者のボミラキ氏や、衣装転移魔法「アスペット」開発者ユラク氏のように、素晴らしいインデックスを数多く残してくれただろう。
生誕から150年を超えてなお数々の伝説を残していたハンプティだが、マナ戦争の収束期になると彼に関する逸話は激減している。
それは彼がマナの兵器利用を望んでいなかった事と関係しているかもしれない。
しかしどうであれ、彼が魔術と錬金術の祖であることに変わりはない。
現代でも、ハンプティの偉大な功績を称えるコーデが多くあるほどだ。
ハンプティを始め、当時の魔術師は魔力を高めるために多種多様な装飾品を好んだそうだ。
その一部は、アリスを美しく着飾って愛する事でマナの循環が良くなるという現代では、一般的な習慣となって引き継がれている。
もしもハンプティがクロージーが盛んな現代に生きていたならば、クロージー用インデックス「ルミナス」開発者のボミラキ氏や、衣装転移魔法「アスペット」開発者ユラク氏のように、素晴らしいインデックスを数多く残してくれただろう。
[6]大魔術師ハンプティの日記
495.11.11
あの子を森で拾ってから5年。
アリスと3人で暮らし始めて、もうそんなに経つのか。
つまりあの子は5年で私と同等の知識を身に着けたという事になる。
さすがに長寿・若返り魔術を解明された時は驚いた。
しかし、この魔術も、現在のマナ濃度ではいつまで保つか…。
いや、それどころではない。このままではマナ減少による世界の破滅は免れないだろう。
だが、あの子から、人工でマナを生み出せないかという面白い提案を聞いた。
それを聞いて決心した。
あの子に世界の未来を託すべきだと。
知識と天賦のマナ保有量、器は十分だ。
正式に弟子として迎え入れ、ありったけの知識を授けてやろう。
そのためには、ここでは設備が不十分だ。こんな形で、我が故郷インターナ帝国へ戻る日が来ようとはな。
あの子を森で拾ってから5年。
アリスと3人で暮らし始めて、もうそんなに経つのか。
つまりあの子は5年で私と同等の知識を身に着けたという事になる。
さすがに長寿・若返り魔術を解明された時は驚いた。
しかし、この魔術も、現在のマナ濃度ではいつまで保つか…。
いや、それどころではない。このままではマナ減少による世界の破滅は免れないだろう。
だが、あの子から、人工でマナを生み出せないかという面白い提案を聞いた。
それを聞いて決心した。
あの子に世界の未来を託すべきだと。
知識と天賦のマナ保有量、器は十分だ。
正式に弟子として迎え入れ、ありったけの知識を授けてやろう。
そのためには、ここでは設備が不十分だ。こんな形で、我が故郷インターナ帝国へ戻る日が来ようとはな。
[7]ハンプティの弟子のレポート
ールミナス研究レポートー
505.11.8
偉大なる我が師、ハンプティが開発したインデックスに関する記述をここに残す。
今回の研究成果は、マナの濃度を局地的に操作し、幻影や光粒子を発生させるという技術だ。
花、本、家具など様々なものの姿を映す事が出来る。
クロージー用インデックスとして「ルミナス」と名づけられた。(私が追加で分析研究を行ったところアリスのマナに最も適合すると判明)ルミナスは他の魔法とも組み合わせが可能だ。
例えばルミナスとフィアで炎の幻影を生みだせる。
まだ実験段階だが、建物や森林、天候も再現できた。
今後の研究でより幅広く応用が利くようになるだろう。
マナ戦争を止めた立役者アリスと共に、マナの平和利用に貢献してくれるのを願っているとの事。
ハンプティ師匠は、インターナ帝国から現在の名「ボミラキ」としてルミナスを発表するようだ。
研究室の職員達に「ハンプティの再来・ボミラキ」だと称された時、師匠は苦笑いをされていたが…。
師匠の偉業がまた、歴史書の一説に加えられるだろう。
505.11.8
偉大なる我が師、ハンプティが開発したインデックスに関する記述をここに残す。
今回の研究成果は、マナの濃度を局地的に操作し、幻影や光粒子を発生させるという技術だ。
花、本、家具など様々なものの姿を映す事が出来る。
クロージー用インデックスとして「ルミナス」と名づけられた。(私が追加で分析研究を行ったところアリスのマナに最も適合すると判明)ルミナスは他の魔法とも組み合わせが可能だ。
例えばルミナスとフィアで炎の幻影を生みだせる。
まだ実験段階だが、建物や森林、天候も再現できた。
今後の研究でより幅広く応用が利くようになるだろう。
マナ戦争を止めた立役者アリスと共に、マナの平和利用に貢献してくれるのを願っているとの事。
ハンプティ師匠は、インターナ帝国から現在の名「ボミラキ」としてルミナスを発表するようだ。
研究室の職員達に「ハンプティの再来・ボミラキ」だと称された時、師匠は苦笑いをされていたが…。
師匠の偉業がまた、歴史書の一説に加えられるだろう。
[8]大魔術師ハンプティの手紙
我が弟子へ
別れも言わず姿を消してすまない。
お前に死にざまを見せたくなかったんだ。許してくれ。
気づいているかもしれないが、長寿・若返り魔術は現代のマナ濃度では発動出来なくなるだろう。
私はもう、長くはないという事だ。
アリスが生まれたころから急速にマナ濃度が減りつつあったのは気づいていた。
もしや、アリスは私を迎えに来たのかもしれないな。
あの忌々しいマナ大戦を止めてくれた存在だ。
喜んで応じようと思う。十分長く生きた。
こうして素晴らしい弟子にも出会えたのだからな。
お前の提案した「新しいマナ」は興味深い。
時間が許されたなら、協力してやりたかった…。
しかし、私は私でマナ減少を止める術を研究しようと思う。最期は自分の力で足掻かせてくれ。
私とは違う形で、お前の名を世界に轟かせてやれ。
この世界の行く先を託したぞ。
507.10.12 ハンプティ
別れも言わず姿を消してすまない。
お前に死にざまを見せたくなかったんだ。許してくれ。
気づいているかもしれないが、長寿・若返り魔術は現代のマナ濃度では発動出来なくなるだろう。
私はもう、長くはないという事だ。
アリスが生まれたころから急速にマナ濃度が減りつつあったのは気づいていた。
もしや、アリスは私を迎えに来たのかもしれないな。
あの忌々しいマナ大戦を止めてくれた存在だ。
喜んで応じようと思う。十分長く生きた。
こうして素晴らしい弟子にも出会えたのだからな。
お前の提案した「新しいマナ」は興味深い。
時間が許されたなら、協力してやりたかった…。
しかし、私は私でマナ減少を止める術を研究しようと思う。最期は自分の力で足掻かせてくれ。
私とは違う形で、お前の名を世界に轟かせてやれ。
この世界の行く先を託したぞ。
507.10.12 ハンプティ
0 댓글