ガチャストーリー16「ピアンテの妙案」 - Alice Closet

アリクロ(アリスクローゼット)ミニストーリー

ガチャ: 「パペットマスター」

期間: 2021/7/1(木)14:30~8/1(日)14:29

ピアンテの妙案

[1]エドガーの報告書

~「救う会」から保護したアリス達について~

先日起きた、アリス監禁及び不正売買を行っていた組織「母なる大樹を救う会」、いわゆる「救う会」事件のその後について報告いたします。

「救う会」本部に監禁されていたアリス達は全員、無事に保護され、順次オーナーの元へ帰されているのは以前報告した通りです。
しかし一部のアリスに、オーナーを含め、人間を怖がる様子が確認されました。
過去の事例もふまえると、これらの行動は、辛い経験をしたためにみられる症状だと結論付けられます。

そういった症状がみられるアリスのオーナーには、いつでもピアンテを頼り相談するよう伝えましたが、今後も経過観察が必要だと思われます。

また、該当のアリスの中にはオーナーの元に戻る事すら難しい者もいました。
そういったアリスに対応するべく、ピアンテに専門部署を設立し、アリスの回復に勤めるべきと進言します。

[2]エドガーの日記

561.10.8

「救う会」の被害者アリス達に関して事後処理は一段落したが、むしろ大変なのはここからだろう。
まだ心的外傷を負ったアリス達の問題が残されている。

それに…被害者アリス達のオーナーの事も気がかりだ。
彼らは、アリスを奪われるという危険性に気づきながら「救う会」から離れられなかった。
自分自身の生活に困窮していたり、アリスを喜ばせるために無理をしたり…そのような人々は相談できる相手もなかなかいない場合が多い。アリスに悪意をもつ輩のみならず、困っている層にこそケアが必要ではないか。

幸い、先日進言した専門部署が「救う会」対策をテストケースとして一時的に設立する案が通った。自分も一員として加えてもらえるよう打診するつもりだ。

今回の件で、改めて樹護官としての心構えを思い出させられた。
アリスを違法な手段でも求める者、金儲けに利用する者は後を絶たず、今後も厳しく取り締まらねばならない。
俺がアリスやオーナーを守ると、再度、マザーツリーに誓おう。

[3]アリスの健康に関する書物

「アリスの心身の健康について」

我々にとって、すっかり身近な存在となっている花人形アリス。
そんなアリスですが、未だその在り方には分かっていない部分も多くあります。

それでも、あなたの大切なアリスを守るために、健康に関しての基本的な知識を学んでもらえたらと思います。

アリスの健康にとって一番欠かせないもの…それは何と言っても着せ替えです。
アリス達を美しく着せ替えしたりお世話をしたりする事で、アリスの命の源であるマナが循環され、生命活動が促されるのです。
もちろん、クロージーによる着せ替えも該当します。
そしてマナの循環は身体だけでなく、心の健康にも影響します。

また、循環時に関わるマナが良質であればあるほど健康促進効果が大きい事が証明されています。
もしも、あなたのアリスがいちじるしく健康を損なってしまった場合は、良質なマナを持った健康的なアリスにクロージーを協力してもらうといいでしょう。

[4]樹護官・ルイスの日記

561.10.8
先日、臨時設立した「救う会」被害者対策部署から進言があった。
被害者アリス達の心身回復のため、健康的なアリスとのクロージーの場を大々的に設けるべきだという事だ。
改めてオーナーとアリスが着せ替えを通じて触れ合い、他の人々と交流していく…マナの循環にはとても良い案だ。

一番早いのは、ピアンテのアリス達を動員したり、衣装を貸与したりする事だが、一筋縄ではいかない。
このような施策は継続性が重要だからだ。

あくまでピアンテはアリスのための中立組織。
現在抱えている案件もある中、一部の市民だけをケアし続ける事は難しい。
被害に遭ったアリスやオーナーが衆目に晒されないよう守る必要もある。
迅速な対応をするべきだというのに…歯がゆい事だ。

エドガーも部署の提案者だけあって、中心となって皆の議論を引っ張っているようだが…。ここはやはり、外部の協力も仰ぐべきだな。
自分も対策部署に顔を出し、樹護官達と話し合おう。

[5]ピアンテから宮廷への嘆願書

ハートランド城御中
ピアンテ ハートランド支部
先日発生した、大規模なアリスの不正売買を摘発した件は城内の皆様もご承知の事と存じます。
組織は解体に至りましたが、未だ一部のアリス達は心的外傷によって元の生活に戻れずにいます。

つきましては、王国主催のクロージーパーティーを開催いただきたく、嘆願書をお送りする次第です。

一部のアリス達は酷い扱いを受け、着せ替えや人間との関わりに心を閉ざしています。
また、オーナーの中には複雑な事情からやむを得ず組織に依存してしまった者もいます。
様々なコーデづくりと交流を通じ、アリスのマナの回復とオーナーへの継続的支援を図りたいという意図です。

ティーパーティーに参加するような腕前のオーナー達であれば、彼らを力強く励まし力になっていただけるはずだと考えております。

急なお願いであることは重々承知しておりますが、是非ご検討をお願いいたします。

[6]宮廷主催パーティーの招待状

~王国主催・クロージーパーティーのお知らせ~

この度、王国主催で臨時のクロージーパーティーを開催いたします。
今回のパーティーは、ティーパーティーのリハーサルでもあります。

前回のティーパーティーにて、貴族出身者ではない方の優勝が話題となりました。
王国ではそれを踏まえ、来年度のティーパーティーには貴族以外の招待者、特に、今まで参加した事のないオーナーも招待したいと考えております。

今回は、ティーパーティー参加経験の豊富な皆様を中心に、様々なアリスとオーナーを招待しております。

リハーサルとはいえ、トーナメント形式で優勝者を決定する予定はございません。今回の目的は、幅広い交流にあります。
つきましては、是非参加者同士で心ゆくまでクロージーを楽しんでもらえたらと思います。

[7]グレンの日記

561.11.2
今日は宮廷主催のクロージーパーティーに参加した。
ティーパーティーのリハーサルとの事だったが、通年と大きく違うのは貴族以外の招待客が多かった事だ。
そのため、衣装の寄付やコーデ相談会も行われる珍しい開催形式となった。

前回開催で一般市民が優勝者となったのを受けての意向なのだそうだ。私はその当人と知り合いだというのだから、何やら鼻が高い気分だな!

顔ぶれが違ったおかげで、普段と違う交流が出来た。
衣装の選び方やアリスとの接し方…着せ替えの奥深さを改めて感じたな。新しい事業のヒントにもなりそうだ。
知人も類似の取り組みをしたいと言っていたな。

貴族以外を積極的に招こうという宮廷の意向は、大変に素晴らしい! 我が国のクロージー文化が大盛況であるという事の表れではないだろうか。
初参加と思われるオーナーの、緊張で顔色の悪いアリスを何人か見かけた時は心配になったが…皆、クロージー後は晴れやかな顔をしていた。
今日という日は、この国のクロージー史に残る記念日となるだろう。とても喜ばしいな!

[8]ピアンテ・街角会報

~ピアンテ・街角会報~

「詐欺被害者アリスに関して」

先日、アリスに関する詐欺や不正売買という痛ましい事件が起きました。
事件について知り、不安を覚えた方も多いと思います。
その件について、ピアンテからお知らせがあります。

今回、その詐欺団体から被害を受けていたアリス達が、全員無事にオーナーの元へ帰った事を市民の皆様に報告いたします。
この事件の解決には、ピアンテだけでなく、多くの市民の力を借りて解決に至りました。

ここに、ピアンテから感謝を表明いたします。

そして、このような痛ましい事件が二度と起きないようピアンテは一層厳しい取り締まりと共に、アリスとオーナーへのサポートを続ける事を改めて宣言します。

マザーツリーの加護の下、皆様とアリスが健やかでありますよう。

댓글 쓰기

0 댓글