ガチャストーリー18「レティシアとチェスターのボトル」 - Alice Closet

アリクロ(アリスクローゼット)ミニストーリー

ガチャ: 「マリンサファイア」

期間: 2021/8/1(日)14:30~9/1(水)14:29

レティシアとチェスターのボトル

[1]レティシアからの招待状

~招待状~

御機嫌よう。
皆様、夏を楽しくお過ごしかしら?
わたくしもアリスやメイド達と夏を満喫していますけど、今回は更に楽しい事を考えましたの。

以前ご招待した別荘を覚えていらっしゃる?お兄様から誕生日にいただいたプライベートビーチに集まりましたわね。
せっかくですから、皆様もお招きしてバカンスをしようと計画しましたの!
また大勢で賑やかに過ごしたくって。夏のコーデを考えたり、クロージーをしたり、海辺なら素敵なアイデアが浮かびそうですもの。

日程や詳細は、別紙に記載いたしますわ。
今回は数日かけて行くから、相応の準備をお忘れなく。
お返事をお待ちしていますわね。
いらっしゃるのを、楽しみにしていますわ。

561.7.14 レティシア

[2]チェスターの日記

561.7.15
今日、レティシアからバカンスの招待状をもらった。
こんなもんまで作って、よっぽど楽しみにしてんだな。
しょうがねえから付き合ってやるか。

ばあちゃんは仕事で2日目から合流になりそうだけど、シキは「僕が保護者としてついてるから安心して」とか言ってた。
いつまでも子供扱いされちゃ困るぜ。オレとしてはシキの方がよっぽど心配なんだけど。

それにしても、海って聞くとやっぱ思い出しちまうんだよな…父ちゃんと母ちゃんが船の事故にあったこと。
ばあちゃんはいつかきっと二人は帰ってくるって言ってたけど、多分オレを励ますためだったんだろうな…。

とにかく、ばあちゃんに心配かけないようにしないと!
アリスに海用の衣装を用意してやらなきゃだし、オレも学校の水着だとアイツらに笑われるかもしれねーし。
それに、ばあちゃんは何を着ていくんだろう?アリスと一緒に考えるのも面白そうだ。

[3]シキの日記

561.7.15
レティシアから、またプライベートビーチに行かないかってお手紙をもらった。バカンスの招待状だって。

最近はメルルの店でお客さんに夏の衣装をたくさん紹介してるから、自分達がコーデするとなると、もっとワクワクしちゃうなぁ。

今日、さっそく皆で支度を始めた。「ちょっと気が早いんじゃない?」って言われちゃったけど、四人のアリス達の支度もあるんだし、早いほうがいいよね!
海で魚と泳ぐコーデとか、ザブーンとした波のコーデとか良いんじゃないかな…。

そうそう。エドガーとセイラン、メルルは後から合流するみたい。皆忙しそうだけど、海でリフレッシュできるといいな!

あんまり楽しみでちょっとはしゃいでたら、チェスターに注意されちゃった。チェスターも、アリスと嬉しそうにしてたくせにね。ふふふ。

でも、ちょっと悲しそうな顔もしてた気がするけど…水着が恥ずかしいお年頃だったりするのかな?

[4]レティシアの日記

561.8.2
今日から待ちに待ったバカンスですわ!
ビーチは相変わらず美しい景色で…しばらくアリスや皆と見とれてしまいましたわ。

シキがはしゃぎすぎて、夜すぐに寝ちゃったのよね。
でも、それだけ楽しんでくれて、わたくしも嬉しいわ。
おかげで皆、早めに寝る事になってしまったけど。
あんまりに早すぎて、夜の海を散歩しようと思ったら、チェスターがついてきてくれましたの。
「心配だからついてってやるよ」ですって。
仕方ないから許可してあげましたわ。

夜の海は、昼とは違う神秘さがありましたわ。それに、プロポーズの決心を書いた素敵な手紙を見つけましたの!何てロマンチック!これもお兄様がビーチをプレゼントしてくれたおかげですわね。
チェスターによると、海の男達は、海の精霊に願掛けをするためメッセージボトルを流す習慣があるとか…。

感動のあまり、わたくし達もメッセージボトルを作って願い事を書きましたの。
ただ…チェスターは少し寂しそうな顔をしてた気がしたわ。こういうのは嫌いだったのかしら…?

[5]拾ったメッセージボトル

明日、彼女にプロポーズする事に決めた。
そう決めたんだけどな…いくつもの海を渡って来たこの俺が、こうして海に願掛けするぐらいに尻込みしてる。

だが、彼女は絶対に手放したくない。手放しちゃいけないんだ。もう、俺にとってなくてはならない存在になってるんだからな。

聡明で、信念を貫こうとする強さがあって、かつ女性としての美しさを兼ね備えていて、アリスも大事にしていて、それを裏付けるようにクロージーが上手くて…。
こんな紙切れ一枚じゃ綴れないほどに彼女は魅力的だ。

こんなに素敵な女性を手に入れようなんて、海の精霊に嫉妬されそうだ。
けど、俺は今までの旅で仲良くしてきた精霊を敵に回してでも、彼女を伴侶にしたいと思ってる。

…とは言えこれからもお前達、海の精霊とは仲良くやっていきたいと思ってるけどな。
と言うわけで、頼むから邪魔しないでくれよ。
どうか、俺と彼女に海の祝福を……。

545.3.31

[6]チェスターの日記

561.8.2
今日は、レティシアのプライベートビーチに来た。
相変わらずすごい別荘で、アリスも楽しそうだった。

夜の海も見た。星がすごかった。
レティシアとアリスだけで行こうとしてたから、一応、ついていったんだ。グレンやメイドさん達を起こしちゃ悪いし。

そしたら、何とメッセージボトルを見つけた!海の精霊に願いを書くやつ。
冒険家達は、マザーツリーと同じぐらい海の精霊を尊敬してて、色々な伝説や祭があるみたいだな。「海のロマン」ってやつだ。
ばあちゃんから聞いたけど、父ちゃんも、海をいくつもまたにかける冒険家だったらしい。
こうやって手紙を書いたこともあるのかな。
どうせなら、船旅の安全を願えば良かったのに。

レティシアに言われて、オレ達もメッセージボトルを流す事にした。
本当に願いが叶うとは思ってねーけど、アイツはすごくはしゃいでたから、付き合ってやってよかったかな。

[7]とあるメッセージボトル1

海の精霊さんへ

わたくしのお母様、ご病気で苦しんでらっしゃるの。
どうか、一日でも早く元気にしてあげてくださいな。

それとわたくし、クロージーがもっともっと上手になりたいんですの。
いつかお母様に認めていただけるように。
褒めていただけるように…。

最後に…。
わたくし、いつか今住んでいる所を離れる事になると思うの。
そうしたらきっと、今までと同じように皆とは…お友達とは会えなくなる。
だからその時は、皆と離れ離れになっても、今と立場が変わっても、ずっとお友達でいさせてほしいの…。

わたくしのお願い、どうか叶えてくださいな。

561.8.2

[8]とあるメッセージボトル2

ばあちゃんがずっと健康で長生きしてほしい。

勉強がもっと出来るようになりたい。

クロージーが上手くなりたい。

もっと身長が伸びて欲しい。

将来、絶対樹護官になりたい。





父ちゃんと母ちゃんがどこかで生きてて、いつか会えたらいいな。

561.8.2

댓글 쓰기

0 댓글