ガチャストーリー29「レティシアのクリスマスイブ」 - Alice Closet

アリクロ(アリスクローゼット)ミニストーリー

ガチャ: 「バンケットジョイ」「ルーセントノエル」

期間: 2021/12/18(土)14:30~12/26(日)14:29

レティシアのクリスマスイブ

[1]ハートランド新聞

~ハートランド新聞 城下町ニュースのコーナー~
先日は、ハロウィンと言う事で各地でイベントが行われどこも賑わっていました。
中でも注目を集めたのは、アリス保護施設「ツリーホーム」にて行われたイベントです。
「ツリーホーム」は、未だ悲しい事件として人々の記憶にも残る「救う会」事件のあった建物を再利用して創立されました。
多くのアリスやオーナーが被害に遭った詐欺組織の拠点でしたが、今は真逆の活動に使われる事となりました。
貴族界の名士グレン氏の主導の元、人員や活動が改められ、素晴らしいアリスの保護施設となっているのです。

そこで開催されたハロウィンイベントに、記者も顔を出したのですが、大盛況でした。
会場には、ハロウィンにちなんだ蜜菓子や花茶が並び、クロージー大会やコーデ発表会なども開催。参加した多くの人々に笑顔があふれる催しとなりました。
今回のイベントは創立をアピールするものだったそうですが、十分に果たされたといっていいのではないでしょうか。
今後も、「ツリーホーム」の動向に注目が集まります。
ハートランド新聞社 561.11.1

[2]ピアンテへの手紙

ピアンテの皆様へ
ツリーホーム創設の際は大変お世話になりました。
おかげさまで、その後は順調に活動出来ております。

エドガーさんを中心に、ピアンテの方々がノウハウを提供してくださったおかげかと思います。
先月あった、施設設立後のハロウィンイベントも大盛況で終えることが出来ました。
今後も地域の人達と協力しながら、アリスを幸せにするべく、活動を続けていきたく存じます。

つきましては、この度ピアンテの皆様をツリーホームのクリスマスイブパーティーにご招待したくご連絡させていただきました。
普段活動をご支援いただいている御礼をさせていただけたらと思います。
飾りつけや蜜菓子など、アリス達も楽しみに準備しておりますので、当日はお客様としておもてなしさせてくださいませ。

一同、心よりお待ちしております。
ツリーホーム代表より 561.12.3

[3]ツリーホームへの手紙

ツリーホームの皆様へ
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
それと、クリスマスイブパーティーのご招待、誠にありがとうございます。

しかし、クリスマスイブにはこちらでも地域の方に向けたパーティーを計画しておりまして…。
さらに、年末年始は城下町の警備もあります。
せっかくのお招きですが、お断りさせていただけたらと思います。
ピアンテは、警備だけでなく、地域振興など城下町を盛り立てることにも力を入れております。
ツリーホームの皆様がアリスと共に幸せな暮らしを継続している事こそ我々は大変喜ばしく思います。
どうぞ、当日は皆様で楽しんでください。

また近々お伺いします。
ルイス 561.12.14

[4]ツリーホームの記録日誌

ツリーホーム記録日誌 561.12.15
ピアンテの方達が多忙でクリスマスパーティーに来られないと知り、相談しようと慌ててグレン様を訪ねた。
しかしグレン様も多忙で不在だった。
伝言も兼ねて、妹君のレティシア様にピアンテとクリスマスパーティーの件について伝えると…。
レティシア様から「それならピアンテのイベントと協賛して、合同パーティーにされてみては?」という提案をいただいた。
恩返しがしたいのなら、「ルミナス」で会場を飾り付けたり、蜜菓子を作ったり、アリスやオーナーという人手で協力することで恩返しが出来るのではと、具体的な案まで教えてくださって…。
自分は「ルミナス」が不得手なせいか思いつきもしなかった。
さすがはグレン様の妹君だと感心してしまった。
グレン様は手広く事業をされていて大変お忙しい方だ。
将来的にはレティシア様にツリーホームの指導者になっていただけたりしないだろうか…?

手始めに今回のパーティーにご協力いただけないかお願いすると、「お兄様と相談してからお返事しますわ」とまんざらでもない言葉が返ってきた。
レティシア様がご協力くだされば、心強いのだが…。

[5]レティシアの日記

561.12.23
明日に向けてのルミナスの練習はこれくらいにしておきましょう。
イルミネーションのコーデはうまく再現できたわね。
好きなクリスマス飾りを参考にした甲斐があったわ。
ボールを重ねたような形のツリー、まるまるとしたシルエットがかわいらしくて好きなのよね。
今回の、柔らかな透け感のあるコーデと合っているわ。
ルミナスで映す光の粒の大きさも、バランスも完璧。

ただ…ディナーのコーデは形にはなったけど、まだまだディティールの調整が必要ね。難しいわ。
ブッシュドノエルのような愛らしい服に合うよう、蜜菓子やお菓子の家をもっともっと美味しそうに見せたい。
もっと観察が必要ね。

さあ、いよいよ明日は本番のイブパーティー。
どっちのコーデもお披露目が楽しみね。

今回のパーティーをピアンテと協賛する事によって、人手の手伝いは出来たけど…。
エドガーの言ったとおり、やはりピアンテの人員不足は深刻なようね。
今度折を見て、お兄様に改めて相談してみましょう。

[6]宮廷への提案書

~提案書~
この度、ピアンテに関して提案したい点があり、この提案状を送らせていただいた次第でございます。
ピアンテでは現在、人手不足が問題になっているとの情報が耳に入りました。
当方の職務外の事に口出しする形になってしまい恐縮ではありますが、どうしても声を上げねばと思い行動に至ったのです。

ピアンテは国民の、ひいてはアリスオーナーとアリス達の生活を守る存在です。
より深刻な状態になる前に手を打つべきと考えました。

まずは来年度からの職員募集の拡大、及びそれに関する人件費の見直しについて、財務大臣や他貴族との会議の開催、それらの許可を申し込みたく存じます。

グレン 561.12.27

[7]人員会議に関する通知書

~ピアンテ人員募集の会議開催について~

・日 :1月17日
・時間:10時~
・場所:宮廷第一会議室
:議題:ピアンテの来年度人員募集

上記の日程で、ピアンテの人員募集に関しての会議を開催する。

ピアンテには治安維持の任務や、アリスとオーナーとのつながりを強化する役割も期待している。
しかし現在、これ以上の活動を広げるには人員が不足しているという報告が上がってきている。
アリスやオーナー達の集いに関して意欲的に活動しているが、今以上の要請があった場合は、人員不足が原因で断らざるを得なくなってしまうだろう。
加えて、今回この会議を提案したグレン氏が関わる施設が、ピアンテと共同でイベントを催したという例を聞いている。
こうした民間企業との連携は宮廷も大いに期待できるものと判断しており、そのあたりについても議論を深める予定。
561.12.29

[8]メイドの日記

561.12.29
去年までのイブはお屋敷でパーティーをしていたけど、今年はピアンテとツリーホームが開催するパーティーに屋敷をあげて協力することになったわ。
いつもパーティーを取り仕切るのは、奥様かグレン様だったけど、今回はなんとレティシア様が中心になって指揮をされたの!
レティシア様が考案されたルミナスの飾りつけが好評で地域住民も来場者も大いに喜んでたわ。
例年通りでないパーティーにどうなる事かと思ったけど…レティシア様の成長ぶりに感動してしまった。

グレン様はグレン様で、貴族の事だけでなく、より世間のことに関心を持つようになられて、最近は登城も頻繁になってるのよね。
この間なんて「城で開催される議会の招待状が届く予定だ。くれぐれもよろしく頼む」なんて仰せつかって、驚いたわ。
もしかしたら、将来はお城に仕えるようになって、大臣になったりするのかしら…?!

ここ最近のグレン様とレティシア様は成長が凄まじい。
来年もこの先もお仕えして、お二人の成長を見守っていきたいわね。

[9]レティシアの日記

561.12.25
昨日は疲れすぎて日記を書けなかったわ。
でも、今日だけはきちんと書かないと。

昨日のイブパーティーは大好評だったみたいね。
城下町の皆が来てくれて、喜んでくれて…。
とても有意義なクリスマスイブだったわ。

これからはもっと外に出て、様々な社会活動に参加したいわ。
またツリーホームの管理人さんとお話して、慈善イベントをするものいいわね。
機会があればお話しておきましょう。

そうすれば…少しはお母様の力になれてるわよね…?
この街を、この国を、より一層よくしていって…少しでもお母様のお役に立ちたい。



最後に…今年も、この一言をここに記載するのをお許しください。

お誕生日おめでとうございます、お母様。

[10]女王の日記

561.12.25
今朝早く、届いていたピアンテの報告書に目を通した。
すると、レティシア達が開催したイベントについて報告があるのを発見した。
たった数行、軽く触れられているだけだった。
しかし、あの子の名前を目に出来ただけもで嬉しい。
それが、今日という日だから何よりだ。

いずれ尽き果てる命を思い起こさせる…だから誕生日という今日が嫌いだった。
しかし、今年はあの報告のおかげで随分と気が楽になったな。

ああ…自分が年を取ることは、同時に子の成長でもあるのか。
そばにいなくとも、確実に成長してくれている…。

こんなに温かな気持ちで誕生日を迎えられたのはいつぶりだろう。誕生日の事も、少しは好きになれたかもしれない。

ありがとう、レティシア…。

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