ガチャストーリー30「それぞれの初夢」 - Alice Closet

アリクロ(アリスクローゼット)ミニストーリー

ガチャ: 「セイントマウンテン」「モノクロイーグル」「インクオウバジーン」

期間: 2021/12/31(金)14:30~1/8(土)14:29

それぞれの初夢

[1]シキの初夢日記

562.1.1
今年の初夢は懐かしい気持ちになったなぁ。
僕はなぜか子供の姿に戻ってて、それで森の中で友達とアリスと一緒に遊んでた。
でもいつの間にかアリスがいなくなって、一生懸命探したんだ。無事に見つかった時は凄く安心したなぁ。
僕と…オーナーと一緒にいるアリスは、とても安心して嬉しそうに見えて…。

目覚めた瞬間、寝ぼけて「ここどこ…?」って思うくらいに、気持ちが昔に戻ってた。
今はハートランドに住んでて、もう30歳も過ぎてるんだって自覚した時…異世界であの人と出会った事を真っ先に思い出した。あの人と出会えたおかげで、今年はもっとアリスのために行動できる気がするって、もっとアリス達のために頑張ろうって思えたんだ。

朝の空気は冷たいけど、新年だなーって感じのキリッとした香りがする!
気持ちを新たに、今年も頑張ろう!

気合を入れたら、お腹が空いちゃった。
後であの人と一緒に、エドガーのサロンに行って、新年初の蜜菓子を食べなきゃね!

[2]ジャバウォックの初夢日記

562.1.1
実にいい初夢だった。

あれは、ブランと再会した時のパーティーだったな。
当時は偶然会ったが、夢の中の私は必死に彼女を探していた。
後ろから何か不吉なものが追っている感覚の中を走って…やがて場所は王立マナ学園に変わり、園内でいろんな所を通過した。
するといつの間にか、一面の白い薔薇園にいて、そこでやっと微笑むブランを見つけたのだ。
手を握って一緒に走り出そうとすると、その瞬間不吉なものが消え失せ、暖かい雰囲気に一新した。

そこで目覚めたのだが、寝ぼけて思わず手を伸ばすと、ベッドのそばにいたアリスが手を握ってくれたのだ。

やはり君はいつでも私の中に、そばにいてくれているのだな…。
ありがとう、ブラン。
今年もよろしく頼む。

[3]セイランの初夢日記

562.1.1
もう、今年は変な初夢で笑っちゃったわ。
御節料理が美味しすぎて、詰め込み過ぎたらお腹が膨らんで岩のように硬くなっちゃったの。
なぜかアリスも同じようになって、「アタシもアリスも衣装を全部作り直しじゃない!」って慌てて…自分の夢ながら本当、おかしいんだから。

あの御節の味のおかげで、故郷が懐かしくなったわね。
イーストエンドでは、初夢に山・鷹・ナスを見ると縁起がいいって言われてるけど…今年も見れなくて残念。
そういえば、リョウとリンは昔、「山鷹ナスを見れなかったのー!」って泣きじゃくってたわね。
それで、姉さんに衣装を作ってもらったのよ。

凛々しい山をイメージした初詣にぴったりな衣装、逞しい鷹匠がモチーフの衣装、色鮮やかな色合いと花のレースにこだわったナスがモチーフの衣装を、それぞれ用意してもらったの。
「来年は大晦日の夜にアリスにこれを着せたら、きっと夢を見られるわ」って慰めてあげたのよね。
リョウとリン、まだあのおまじないやってるのかしら?

[4]リョウとリンの初夢日記

562.1.1
もー! 今年も山・鷹・ナスの夢が見れなかったわ!
リンとママと一緒に、アリスの衣装をバッチリ準備したのに!
セイラン叔母さんが用意してくれた衣装だもの、間違いはないはずよ。
という事は…やっぱ、リンの言う通りルミナスで風景の映し方を変えるべきなのかな?
リンと一緒に、今年はルミナスの特訓をもっと頑張らなきゃ! 今年の目標ね!

562.1.1
やっぱり今年の初夢もダメだったの。
山も鷹もナスも、影すら出てこなかった。
思うに、風景の映し方が甘々だったからなの。
あの衣装をもらった時、セイランおばさんが見せてくれた風景はもっと水墨画というか、年賀状っぽい雰囲気だったはず。
だから「ルミナス」の練習ばっかりじゃなくて、アートのセンスも磨くべき。
リョウと一緒に、今年は水墨画の練習をもっと真面目にやらないと。今年の目標なの。

[5]セイランの姉の初夢日記

562.1.1
今年はおかしな初夢だったわね。
家族とアリス全員が「おせち料理を食べ過ぎて、お腹が岩になっちゃった!」って、大きく膨らんでカチカチに硬くなったお腹を見せてきたの。
「全員分の衣装を新しく仕立てなきゃ! でも店の注文もあるのにどうしよう!」って焦ったとこで目が覚めて…その瞬間、「変な夢」って笑ってたわ。

当の娘たちは、また今年も山鷹ナスの夢を見れなかったみたい。
年に一度の、あの夢見の儀式を真面目にやっているのになかなか実らないものねぇ。

…あのおまじないの事も含めて、周りからはよく「二人はいつまでもやんちゃね」ってからかわれる事もある。
でもね、私はその感性があの二人の衣装センスを形作っているんだって思ってる。
親の贔屓目無しに見ても、いいセンスだと思うわ。
だからもう少し、このままピュアな感性で衣装の事を考えて行って欲しい。

どうか今年も、あの子達と、家族と、健やかに過ごせますように。

[6]チェスターの初夢日記

562.1.1
今年の初夢はすっげー楽しかった!

すっごく巨大な、家より大きい怪獣が出てきたんだ。
そいつが城下町にやってきて、町を荒そうとするんだけど、そこへなぜかドラゴンに乗ったレティシアがやってきて、怪獣に立ち向かうんだ。

レティシアは怪獣の攻撃でピンチになるんだけど…。
そこでオレの登場だ!
颯爽と手助けして、あっという間に形勢逆転した。
その後で海賊とか悪い奴らも邪魔をしてきたんだけど、エドガーとかシキ達も助けに来てくれたんだ!
すげー熱い展開だったなー!!

ばあちゃんにも話したけど、こんなすげー夢、もっと誰かに教えてやらないともったいないぜ。
どうせなら、レティシアに教えてやろうかな。
あいつ、年始はどうしてんだろうな?
外出はすんのかな?
買い物の時とかに会えたらちょうどいいんだけどなー。

[7]メルルの初夢日記

562.1.1
今日は、久々に夢を見たわ。
ミラとチェスターがなぜか、二人とも子供の姿で出てきたわ。
二人の面倒をみて、一緒にアリスを着せ替えたりして、
楽しい夢だったわね。

そういえば、夢にミラが出てくると、どうしてかいつも小さい頃の姿なのよね。
あれぐらいの頃、私が忙しくて、ちゃんとミラの世話を出来なかったから…そのせいかしら。

その上、今回はなんと私も若かりし頃の姿だったの。
皆で衣装を買いに出かけたりして、たくさんの衣装が見れたからうきうきしちゃったわ。
アリスだけじゃなく、ミラとチェスター達の服も一緒に買ってあげて、ファッションショーをして遊んだりして…思い出すだけで顔が緩んじゃう。

あんな夢見ちゃったから、また買い付けの旅に行きたくなったわね。
今度はチェスターと一緒に、ミラと旅をしたところも巡ってみたいわ。その時が楽しみね。

[8]バンダースナッチの初夢日記

562.1.1
今日は、何とも妙な夢見だったな。
ハートランド王国に来てまでも、戦争に巻き込まれる夢とは。

燃え盛るハートランド城を飛び出して森の奥へ逃げるとそこには師匠がいた。
なぜか私は幼い頃の姿に戻っていたが、そんな私を抱え上げてくれた師匠の腕は温かかったな。
ぬくもりにまどろんでいる内に、森が炎に侵食されて、やがて焦げる匂いがますます強くなって…。
そこで目が覚めた。

実験の途中でうたた寝し、暖炉の火をつけたままにしていたようだ。
ブリッドを使って火を消したのだが、そういえばこの、氷を扱う魔法も師匠が生み出したものだと、不意に思い出した。

たまには基礎魔法の復習をするのも悪くない。
師匠が編み出したマナ操作理論は美しいからな。
いい気晴らしになるだろうと思い、しばらく日課に取り入れる事に決めた。

[9]レティシアの初夢日記

562.1.1
今年は初夢の中でお母様と会えたの。
だから嬉しいと思っているのだけれど…。

わたくしとアリスに、お母様とお母様のアリス二人と、多分おばあ様だと思う人と一緒に遊ぶ夢だったわ。
とてもほのぼのとした雰囲気のはずなのに…目が覚めた時、なぜか悲しい気持ちだった…。

それとやっぱり、お母様のアリスは二人いたのよ。
それに、おばあ様もアリスがいなかったような…。
詳しい事は思い出せないけど…。

アリスがいなくなった時、お母様は何も話してくれなかった。
どんなお気持ちだったのかしら…。

わたくしが悲しそうにしてたら、アリスが心配そうに、近寄ってきてくれたの。気がついたら、お兄様のアリス達まで集まってくれたわ。

アリスのいる生活はこんなにも温かく賑やかなのね…。
改めて、この何気ない日常が愛しく思えたわ。

[10]女王の初夢日記

562.1.1
今日は、夢だけでも娘に会えてよかった。

様々なシーンが目まぐるしく切り替わる夢だった。
あの子が、歩くのが上手になった頃にままごとをしているところ。
噂だけで聞いた活躍をしている場面を、俯瞰で見たりもした。
他にも、あの子が王座に座っていたり、アリスが連れられて大声で泣いていたり、顔がよく見えない青年と結婚するのを見守る場面だったり…。

どの場面もじっくり見られなかったのは、最近の忙しさに気が急いているからだろうか?

近々、少し時間を作ってのんびりと花茶が飲めるといいのだが。

あの子が大好きなキャンディをお茶うけに、ままごとをした時の事を思い出しながら、ゆっくりと花茶を楽しみたいものだ。

[11]執事長の初夢日記

562.1.1
なんと、城にお嬢様が戻って来られた!
早速、女王となる戴冠式が行われ、美しい金のお髪に冠が添えられた瞬間、それを見て微笑む女王様のお顔…。
思い出すだけで目頭が熱くなる。

女王様は王様と共に、アリスの衣装や花茶、蜜菓子を出すよう指示をテキパキとされていたわ。
とても忙しかったけれど、私は幸せを嚙みしめていた。
このハートランド王国の全てを愛しているわ、女王様とお嬢様にお仕えしていてよかったと、改めて感じた。

やがて温かな気持ちと光に包まれて、ふわふわと体が軽くなるような感覚になって…。

……っていうところで、目が覚めたのよね。
夢だったのは少し残念だけれど、いつか、ああなる時がくるかもしれない。
そう考えるだけで幸せな気持ちになれるわ。

ええ、とっても幸せだったわ…新年初日から寝過ごしていた事に気づくまではね…!
夢以上に忙しかったわ…本当、現実は厳しいわね…。

[12]グレンの初夢日記

562.1.1
我ながら素晴らしい初夢を見たな!
なんと、48人もの少年アリスを迎えられた夢だ!

珍しいシードを手に入れたり、福祉施設に関連して恵まれないアリスを保護したりと、様々な経緯でアリスを迎えていたな。

それだけでも良き日々であったが、さらにはアリス達をいくつかの組に分けて、専属のメイドを配備し、組ごとに制服を仕立てたりと、様々な活動をしていたのだ。
するとその活動が興行の事務所の目にとまり、全国行脚の活動をしないかとスカウトまでされたのだ!
私のアリス達の素晴らしさを伝えるのに丁度いい活動だと、二つ返事で了承してやったさ。

その後はもの凄く忙しい日々だったが、とても充実した毎日だった…!

これは、夢で終わらせるにはもったいないな!
いつの日か実現させるべきだろう。
仕事の合間に計画を練っていこうではないか!

[13]ルイスの初夢日記

562.1.1
グレン様のおかげでピアンテ増員の話が順調に進行しつつあるのが嬉しすぎたせいか、関連する夢を見たようだな。

職員とアリスが倍増したのだから、アリス達の制服は、さらに細かく区別すべきだと、上層部から指示をされる夢だった。
更にはそれに関連して、衣装の知識についてピアンテ内部でテストまで実施される事になり…。

私はというと、人員増加に伴った雑務が増え、テスト用の勉強時間が取れず焦るばかりだった。
気がついたらテスト当日になっていて、当然点数は至らず…という、何ともせわしない夢だったな。

実際、今は既に様々な衣装の管理を行っている。
これ以上種類が増えるとなると、頭が痛いが…。
部署や用途、出張先の気候に合った制服があれば、よりアリス達も活躍しやすくなるかもしれないな。
夢を元にいいアイデアが浮かぶとは。
今後、検討を進めよう。

ただ…テストだけは正夢になってほしくないがな。

[14]エドガーの初夢日記

562.1.1
なんとも不思議な夢を見た。
クロが実際に喋れるようになる夢だ。

夢の中のクロは普段以上におしゃべりで、次々と話題を投げかけてきた。

「あいつのクロージーの腕は磨かれっぱなしだな!」
「シキもセイランも故郷が恋しいんじゃねぇの?」
「チェスターとメルルは、本当仲がいいよなぁ」
「女王の体調は本当に大丈夫なのか?」
「レティシアは張り切り過ぎねーといいけど」
「グレン、いつ寝てんだってくらい仕事してるよな」

覚えているだけで、こんな感じの事を言っていたな。
あまりにも饒舌で、少し困るなと思うぐらいだった…。

目覚めた時、まさかと思いクロを確認したほどだ。
「にゃ?」と、いつもの鳴き声が聞こえた時は、ほっとしたよ。

今、クロはぐっすり眠っている。耳がぴくぴくと動いているが…何かの夢を見ているのだろうか?

[15]クロの初夢日記?

562.1.1
にゃ、にゃにゃー。
(今日の夢はなかなかアドベンチャーだったぜ)
にゃおん、にゃーにゃん。
(すっげー高い山にピクニックに行って、頂上で昼飯の魚を食べようとしたんだ)

にゃん、にゃー! にゃーふっ!
(でも鷹が飛んできて、魚を盗んで行きやがった!)
にゃっにゃん、にゃおーん。
(絶対逃がすもんかって険しい山道を追いかけてった)

にゃにゃっ、にゃーにゃにゃん、にゃおっ!
(やっと鷹が魚を放したと思ったら、空から落ちてきたのは魚じゃなくて、なんでかナスだったんだ!)
にゃー、にゃんにゃんにゃ。
(降って来たナスが顔に当たった瞬間、びっくりして目が覚めちまったぜ)

にゃん。にゃんにゃー。ふしゃーっ!
(何でナスなんだよ。変なもんばっかり出てくる夢だったなぁ。おかげで魚を食べ損ねたぜ!)

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